ハイリスクのビットコインを少しでもローリスクにして投資する6つの方法!

ビットコイン

ビットコインは2009年に運用が開始され、それ以来、ビットコイン自体にハッキングやシステムエラーといった事態は起きておらず、2025年現在も取引が行われ続けています。

問題なく稼働し続けており、1BTC=1200万円という価格が付いており、デジタルゴールドと呼ばれるほど、一部の投資家や起業家はビットコインにその価値を見出しています。一方で、ビットコイン投資はハイリスクとも言われています。

ただハイリスク投資でも、ポイントを押さえて、少しでもローリスクの投資にすることは可能です。ここではビットコインがハイリスクと言われる理由から、ハイリスク投資を少しでもローリスクにして、投資を行う方法について解説します。

これは10年弱、仮想通貨やブロックチェーン関連のWEBライターをしてき至った私の考えです。

ビットコインがハイリスク投資と言われる理由

非中央集権型のビットコイン

ハイリスクであることは間違いありません。なぜならビットコインは発行している国は存在しないからです。日本円に価値があるのは日本国が発行しており、日本は日本円と交換して物を手に入れることができます。

つまり、​日本円の価値は、日本銀行(中央銀行)の適切な金融政策と、日本国政府の信用によって支えられています。日本銀行は、物価の安定を図ることで通貨の信認を維持し、経済の健全な発展に寄与しています。また、日本政府の経済的な安定性と信用も、日本円の価値を支える重要な要素となっています。

これが日本円(法定通貨)と仮想通貨の大きな違いです。そのため信用という点においては、ブロックチェーン」が基盤になっていることで、ビットコインや仮想通貨の価値を高めています。

ボラティリティ(価格変動)が激しい

2017年、仮想通貨元年といわれた年があり、ビットコインやイーサリアムなど、仮想通貨市場全体が盛り上がった時がありました。ビットコインで億単位の利益を出した投資家を「億り人」と呼ばれました。

価格高騰後の急激な下落はよくあるもので、「ビットコインで一攫千金」や「ハイリスクだけどすぐに儲かる」といったようなイメージがついたのもこの頃ではないでしょうか。

また、価格が高騰したり暴落したりと、ビットコイン含め仮想通貨のボラティリティが顕著です。そのためトレーダーはボラティリティを利用して、利益を出していますが、初心者にはギャンブルと同様なのでお勧めはしません。

ビットコイン投資をローリスクにする6つの方法

1. 少額から始める

一度に大きな金額を投資せず、まずは少額から始めましょう。ハイリスク投資という認識があれば、尚のこと少額から売買するようにしましょう。たとえば、月に数千円〜1万円程度でコツコツ、ビットコインを購入することで、大きな損失を回避できます。

また次にも言いますが定期的な積立を推奨しますが、それ以外なら、価格が下がっている時や、高騰していない時に購入するのがベターです。要は「高掴み」は避けましょう。

2. ドルコスト平均法(DCA)を活用

ドルコスト平均法とは要は、貯金のような積立です。毎月一定額を購入する「ドルコスト平均法」を活用すれば、価格変動のリスクを軽減できます。特に仮想通貨は価格変動が激しいため、一度に買うよりも時間を分散させるのが有効的です。また値動きがある度に、一喜一憂することもありません。

各仮想通貨取引所(コインチャック、GMOコイン、ビットフライヤーなど)には、仮想通貨の積み立てサービスがあるので、利用してみるのが良いでしょう。

ただ貯金が苦手だったり、即結果を求めるあまり、一定額ルールを無視したり、すぐに売却してしまうなどをすると、ドルコスト平均法の有効性を発揮させせることはできません。あくまで長期目線が大切です。

3. 国内の信頼できる取引所を利用

ハッキングや倒産リスクを避けるために、金融庁登録済みの国内取引所(bitFlyer、Coincheck、GMOコインなど)を選びましょう。なぜなら日本で登録を受けずに金融商品取引業や暗号資産交換業を行うことは違法だからです。また登録にあたっては、虚偽表示や誇大広告の禁止や投資者等から預かった資産の分別管理、トラブル時の対応窓口の設置、システムの安全稼働のための管理など、投資家保護のための態勢を整備することが求められます。

そのため自分の資産を守る上でも、金融庁に登録を済ませた暗号資産取引所でビットコイン投資は行いましょう。資産を守るという意味では、ビットコインをハードウェアウォレットに保管するのも一つの手です。

4. レバレッジ取引を避ける

FXのようなレバレッジ取引は、利益が大きくなる可能性はありますが、同時に損失も大きくなります。ローリスクで投資するなら現物取引のみに限定しましょう。また仮想通貨のレバレッジ取引は、2020年に施行された金融商品取引法改正により、一律2倍のレバレッジ上限が定められました。

5. 長期保有を前提にする

短期間での値動きを気にしすぎず、5年〜10年単位の長期保有を前提にすると、短期的な暴落の影響を受けにくくなります。ビットコインの値動きは、株と比べると激しいと言えます。そのため短期間であればあるほど、損するリスクは高くなります。

しばらく動かさない資産として、長期的にビットコインを保有しておくことで、含み益の拡大を見込める可能性はあるでしょう。どの投資も絶対はありませんが、「短期間で儲けようとしない」ということは覚えておきましょう。

6.余剰資金で投資する

どの投資でも言えることですが、投資をする際は、生活防衛資金を貯めた上で、余剰資金で行うようにしましょう。生活資金もない状態でビットコイン投資をすることで、いざお金が必要な時に、積み立てているビットコインを売却する必要が出てくるかもしれません。

予定外での売却は、価格が上がっている時なら良いですが、暴落している時だった場合、含み益を大きく減らした状態で売却せざるおえなくなってしまいます。そうならないためにも、ビットコイン投資は余剰資金で行い、売却する時は焦ることがない状況で行いましょう。

まとめ

ビットコイン投資はハイリスクと言われています。自分の資産を安定的に構築するには、株投資や貯金が底堅く、そこそこの原資がある方は不動産投資を選ぶでしょう。そういった中でも、ビットコインはブロックチェーンという暗号技術を使ったデジタル資産であり、価格変動が激しいながらも、資産ポートフォリオの一部に組み込むことができる、価値あるものだと言えます。ただしビットコイン投資を行うなら、余剰資金で行うことが大切です。楽しむことができる人だけ、ビットコインに触れてみましょう。

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